History and culture of Japanese ceramics:焼き物

Iga ware : 伊賀焼

Iga ware : 伊賀焼

March 18, 2008 7:38 PM   Iga ware : 伊賀焼

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伊賀焼の歴史:

 

伊賀焼の歴史は古く、調査等から16世紀後期の築窯が確認されました。
平安時代末期から鎌倉時代の初めごろに本格的なやきものの産地として発展し、室町時代の終わりから桃山時代にかけて侘び茶が広まると、個性的な伊賀焼は茶陶として注目されるようになりました。
伊賀國を治めていた筒井定次や藤堂高虎が茶人であったことから、伊賀焼は茶の湯のセンスや心遣いを巧みに取り入れていきました。
伊賀焼は、「水差、花生は伊賀に優る物なし」と高い評価を受けました。
しかし、江戸期に入り、流れ行く茶道の動向に対応することが出来ず伊賀焼の窯煙は一旦途絶えます。
その後、江戸中期に復興し、土鍋や土瓶等の日用雑器を焼く産地へと移り変わりました。
その後、明治から現代に至るまで、「伊賀陶土」の特性を生かした耐熱食器の産地として、その伝統は受け継がれ続いています。
整った形に手を加えた破調の美。
伊賀焼は、敏感に受け止めることが出来る「焼き物の美」を最も純粋に表しているのです。